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「Googleにログインしたら『パスキーを作成しますか?』と聞かれた」「Yahoo! JAPANからパスキー設定の案内が来たけれど、押していいのか分からない」──最近、こんな画面に出会っていませんか。

パスキーってよく聞くけど、パスワードと何が違うの?
スマホを替えたらログインできなくなりそうで、ちょっと怖いな
実は2026年は、パスキーが「あると便利」から「設定しておかないと困る」に変わりつつある年です。LINEヤフーは2026年4月、Yahoo! JAPAN IDのログインをパスキーに一本化し、2027年春頃までにパスワードだけのログインを終了する方針を発表しました。証券会社でも、パスキー認証を必須にするところが出てきています。
この記事では、一人総務として社内のアカウント管理を続けてきた立場から、パスキーの仕組みと、よく使う Google・Amazon・LINE での設定手順、そして多くの人が不安に感じる「機種変更・スマホ紛失のときどうするか」まで、順番に解説します。
結論:まずは Google アカウントから、パスキーを「2台以上」に作っておく
先に結論です。パスキーは、スマホやパソコンの「画面ロック(指紋・顔・PIN)」をそのまま鍵として使うログイン方法です。パスワードを覚える必要がなく、偽サイトに入力してしまう心配もほぼなくなります。
- 最初に設定するのは Google アカウント(Gmail・Googleドライブ・Googleフォトなど、仕事の中心になるため)
- 次に Amazon と LINE(買い物とやり取りの乗っ取り被害を防ぐ)
- パスキーは「スマホ」と「パソコン」など2台以上に作る(1台をなくしても、もう1台からログインできる)
- パスワードはすぐに捨てない(パスキーが使えない場面の予備として、安全に保管しておく)
パスキーとは?パスワードとの違いを3つのポイントで解説
パスキーは、FIDOアライアンスという業界団体が決めた標準の仕組みで、Google・Apple・Microsoft などが対応しています。パスワードとの違いは、次の3つです。
| パスワード | パスキー | |
|---|---|---|
| ログインのしかた | 文字列を入力する | スマホ・PCの指紋、顔、PINで本人確認する |
| 覚えるもの | サービスごとのパスワード | なし(いつもの画面ロックだけ) |
| 偽サイト(フィッシング) | 入力してしまうと盗まれる | 本物のサイトでしか使えないため、だまし取られにくい |
| サービス側の情報漏えい | パスワードが漏れると悪用される | サービス側には「公開鍵」しかなく、漏れてもログインには使えない |
よく誤解されるのが「指紋や顔のデータがGoogleやAmazonに送られるのでは?」という点です。生体認証はあくまで手元の端末の中だけで行われ、生体情報そのものがサービス側に送られることはありません。LINEヤフーも、パスキーの認証は端末内で行われ、生体情報を送信・保存しないと説明しています。



ポイントは「鍵はスマホやPCの中にあって、指紋や顔はその鍵を取り出すための合図」ということ。
パスワードのように「盗まれる文字列」がないから安全なんです
設定の前に確認したい3つのこと
Google のヘルプでは、パスキーを使える環境として次の条件が案内されています。古い端末を使っている場合は、先に確認しておきましょう。
- OSのバージョン:パソコンは Windows 10 以降・macOS Ventura 以降、スマホは Android 9 以降・iOS 16 以降
- 画面ロックがオンになっている:指紋・顔認証・PIN のいずれかを設定しておく(iPhone・Mac は iCloud キーチェーンもオン)
- 共有のパソコンでは作らない:会社の共用PCや家族共有のタブレットには、パスキーを作らないのが原則です
めんどくさがりの私が考えた簡単な方法、パスキーをいちいち入力するの大変なので、指紋認証の機器など取り付ける方法、さらに便利になりそう
Googleアカウントでパスキーを設定する方法
Gmail・Googleドライブ・Googleフォトなど、仕事でもプライベートでも中心になるのが Google アカウントです。最初にここから設定しましょう。
スマホ・パソコンでの作成手順
- ブラウザで「myaccount.google.com/signinoptions/passkeys」を開く(Googleアカウント管理 →「セキュリティ」→「パスキーとセキュリティキー」でも同じ画面に行けます)
- 本人確認のため、パスワードなどでログインする
- 「パスキーを作成」をタップ(クリック)する
- 端末の指紋・顔・PIN で画面ロックを解除すると、パスキーが作成される
- もう1台の端末(スマホとPCなど)でも、同じ手順でパスキーを作る
パソコンからスマホのパスキーでログインする方法
自分のパソコン以外(出張先や新しいPCなど)でログインするときは、スマホのパスキーが使えます。ログイン画面で「別の方法を試す」→「パスキーを使用」を選ぶと QRコードが表示されるので、スマホで読み取って画面ロックを解除します。このとき、スマホとパソコンの両方で Bluetooth をオンにしておく必要があります。
メモ:パスキーを作ると、Googleアカウントは「パスワードなしのログイン」が基本になります。パスワードを優先したい場合は、設定で切り替えることもできます。
Amazonでパスキーを設定する方法
Amazon はクレジットカードや住所が登録されているため、乗っ取られると被害が大きいサービスです。パスキーの設定は数分で終わります。
- Amazon にログインし、「アカウントサービス」を開く
- 「ログインとセキュリティ」を選ぶ
- 「パスキー」の項目にある「設定」を押す
- 画面の案内に沿って、端末の指紋・顔・PIN で認証する
パソコンのブラウザ(Chrome など)で作ったパスキーは、そのブラウザやパスワード管理の仕組みに保存されます。家族とパソコンを共有している場合は、自分専用のスマホで作るほうが安心です。
LINEは「生体情報でログイン」を設定する
LINE の場合、設定画面には「パスキー」という名前ではなく、「生体情報(Face ID・Touch ID・指紋など)でログイン」という機能として用意されています。パソコン版やiPad版のLINEにログインするとき、スマホの生体認証で本人確認できるようになり、パスワードを入力しなくて済みます。
スマホ版LINEでの設定手順
- スマホ本体で、指紋・顔認証を設定しておく
- LINE の「設定」→「アカウント」を開く
- iPhone は「Face ID, Touch ID」、Android は「生体情報」をタップし、案内に沿って認証する
- 同じ「アカウント」画面で「ログイン許可」をオンにする
設定後は、パソコン版LINEで「スマートフォンを使ってログイン」を選び、電話番号を入力 → スマホに表示された端末情報を確認して「ログイン」→ 生体認証、という流れでログインできます。初回だけ、スマホの「設定」→「アカウント」→「他の端末と連携」で、パソコンに表示された6桁の番号を入力します。
さらに安全にしたい場合は、「メールアドレス・パスワードでログイン」をオフにすることが LINE のガイドでも推奨されています。メールアドレスとパスワードが漏れても、他人がパソコンからログインできなくなります。



LINE公式アカウントを仕事で使っている人は、管理画面のログインも見直しておきたいね
機種変更・スマホ紛失のときはどうする?パスキーの不安と対策
パスキーを調べている人が一番気にしているのが、「スマホを替えたり、なくしたりしたらログインできなくなるのでは?」という点です。対策は次のとおりです。
機種変更のとき
iPhone 同士なら iCloud キーチェーン、Android 同士なら Google パスワードマネージャーで、パスキーが新しい端末に引き継がれます。iPhone から Android(またはその逆)に替える場合は自動では移らないことがあるため、新しい端末でログインし直して、改めてパスキーを作りましょう。古い端末は、新しい端末でログインできたことを確認してから初期化します。
スマホをなくしたとき
- パソコンなど別の端末からログインし、なくした端末のパスキーを削除する(Google は「パスキーとセキュリティキー」の画面から削除できます)
- パスキーが1台にしかない場合に備えて、最初から2台以上に作っておく
- 予備のログイン方法(パスワード・再設定用の電話番号やメールアドレス)を最新にしておく
一人総務の実務で言うと、パスキーそのものより「どのサービスに、どの端末でパスキーを作ったか」を把握できていないことのほうが、トラブルの原因になります。サービス名・作成した端末・予備のログイン方法を一覧にしておくと、機種変更や退職者のアカウント整理のときに慌てずに済みます。
そうそう、スマホ機種編する時って意外に、パスキーを設定しているとトラブルんだよね、最終的にはアナログですが、ID,パスワードが必要なので、必ず保管しておいてくださいね
パスキーの管理をラクにする道具
Google・Apple の標準機能だけでもパスキーは使えますが、「iPhone と Windows パソコンを両方使っている」「仕事用と私用でアカウントが多い」という人は、次の道具を組み合わせると管理がラクになります。
| 道具 | できること | 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|---|---|
| パスワード管理アプリ(1Password・Bitwarden など) | パスキーとパスワードをまとめて保存し、Windows・Mac・スマホで使う | iPhone と Windows など、メーカーの違う端末を使っている人 | Google・Apple の標準機能だけで足りている人 |
| セキュリティキー(YubiKey など) | USB・NFC の小さな鍵で本人確認する。スマホとは別の「予備の鍵」になる | 大事なアカウントを確実に守りたい人、スマホ紛失に備えたい人 | 鍵を持ち歩くのが面倒な人 |
パスワード管理アプリの選び方や機能の違いは、【2026年最新】パスワードマネージャー最強5選を徹底比較で詳しく比べています。対応している端末や料金は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで確認してください
ちなみに、私はOnepasswordを長年愛用しています、件数も膨大です(笑)
よくある質問
パスキーを設定したら、パスワードは削除していいですか?
すぐには削除しないことをおすすめします。古い端末や一部のアプリではパスワードが必要な場面がまだあります。推測されにくいパスワードに変えたうえで、パスワード管理アプリなどに安全に保管しておきましょう。
指紋や顔の情報がGoogleやAmazonに送られることはありませんか?
ありません。生体認証は手元の端末の中で行われ、サービス側には送られません。サービス側が受け取るのは「本人確認ができた」という結果だけです。
会社の共用パソコンでもパスキーを使えますか?
共用パソコンには作らないのが原則です。その端末を使える人なら誰でもログインできてしまうためです。共用パソコンでは、自分のスマホのパスキーをQRコードで使う方法が安全です。
Yahoo! JAPAN IDは、いつまでにパスキーを設定すればいいですか?
LINEヤフーは、2027年春頃までにパスワードだけのログインを終了する予定と発表しています。ログイン時に設定の案内が表示されたら、早めに済ませておくと安心です。



全部を一度にやらなくて大丈夫。
今日はGoogleアカウントだけ、スマホとパソコンの2台に作るところから始めてみてね
まとめ:パスキーは「2台に作る」「一覧で管理」で怖くない
パスキーは、スマホやパソコンの画面ロックを鍵にして、パスワードを使わずにログインする仕組みです。偽サイトにだまされにくく、サービス側から情報が漏れても悪用されにくいのが大きな利点です。
- まずは Google アカウント → Amazon → LINE の順に設定する
- パスキーはスマホとパソコンなど2台以上に作る
- 機種変更・紛失に備えて、予備のログイン方法と「どこに作ったか」の一覧を用意する
Yahoo! JAPAN のように、パスワードだけのログインが終わるサービスはこれからも増えていきます。案内が来てから慌てないように、今日5分だけ時間を取って設定してみてください。
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